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特集:Officeストアで世界に飛び出そう! 最新Office 2013アプリ開発入門(前編)

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JavaScriptで誰でも簡単に作って稼げる「Office用アプリ」とは? (1/4) 最新のOffice 2013向けのOfficeアプリはJavaScriptで記述できる。作ったアプリはOfficeストア経由で世界に販売できる。そのOfficeアプリの概要とプログラミングの基礎を解説する。 最新のOffice 2013 価格で使用可能なOffice用アプリ(=Apps for Office 2013、Office 2013 Apps。以降、単に「Office用アプリ」)は、JavaScriptで記述できる。従って、JavaScriptに慣れ親しんでいる開発者であれば誰でも既存のスキルを生かしてOffice用アプリを開発できる。しかも、作ったアプリはOfficeストア(詳細後述)経由で世界に販売でき、開発ベンダに限らず、個人でもお金を稼ぐチャンスもある。  本稿では、そんなOffice用アプリについて前編・後編に分けて紹介する。まず前編では、Office用アプリの動作や、そのプログラミングなどの基本を理解していただき、後編では、Office用アプリを使って実現可能なことや不可能なことなど、その可能性を解説したい。 Office用アプリとは? まず、このOffice用アプリがどのようなものか、その背景も踏まえて簡単に説明しよう。  言うまでもないが、昨今、クラウドの急速な普及に合わせ、Microsoft Officeの世界も、そのクラウド版であるOffice 365をはじめ、クラウドと連携する新しいOffice環境の時代へと変遷している。例えば最新のSharePointでは、ライブラリに保存されたドキュメントを参照する際は、既定の動きとしてOffice Online(旧 Office Web App)(=OfficeクライアントのWeb版で、Excel Online, Word Onlineなどがある)を使用するようになっている。  また、Webの世界における開発技術の標準化も、ここ数年で目まぐるしく進化した。HTML(&CSS)やJavaScriptは、数年前では想像もできないほど多くのことが実現可能となっており、豊富な表現力や、高度な通信スタイル、オフライン作業など、もはやデスクトップ・アプリと遜色ないリッチな開発基盤となってきている。  こうした時代の変化を受け、マイクロソフトは、従来のVBA(Visual Basic for Applications)によるマクロや、かつて「VSTO(Visual Studio Tools for Microsoft Office)」と呼んでいた「.NET言語(Visual Basic .NET/C#)によるOffice開発」を継続してサポートしつつ、クラウドとデスクトップの双方で利用可能な一貫した開発(カスタマイズ)モデルとして、新たに今回紹介する「Office用アプリ」をリリースした。後述するように、新しい開発基盤では「Web」がベースとなっており、その開発モデルは「Cloud App Model」と呼ばれている。  また、この開発プラットフォームの刷新に合わせ、同じく時代の流れを反映したもう1つの大きな付加価値を追加している。それは、「Officeストア(www.key7jp.com)」と呼ばれるマーケットプレイスを通して、Excel、WordなどのOfficeクライアントから直接、アプリの購入やインストールが行える点だ。国際化対応の方法については次回解説するが、言語の設定さえ行えば、日本で作ったOffice用アプリを英語圏のユーザーに提供することも、またその逆も可能であり、iPhone、Android、Windows 8などにおけるマーケットプレイス(いわゆるApp Store)同様、アプリの提供側にとっても大きなビジネス・チャンスとなるであろう。  次のページでは、Office用アプリの使い方と動作を説明する。

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